PJの主旨・目的

既存の購買発注システムからSaaSへの切り替え、および既存データ移行。
RPAは既存の購買発注データ移行(SaaSへのデータ投入)に使用。

規模

12人/月

プロジェクトのポイント

大量の購買発注データ移行に対応するためのRPA開発で、課題となったのは次の3点でした。

● 自動操作の正確性(ボタンや入力欄を正しく選択すること)の改善
● 自動操作の実行速度(操作方法、様々な待機時間)の改善
● 自動操作エラー時対応(リカバリと再開)の容易さの確保

SaaSのWeb画面での様々な操作方法、待機時間の確認、入力用ファイルのデータ形式の検討を繰り返し、上記について、自動操作の改善を進めました。待機時間では特に、対象がWebサービスであることから、LANやWANの通信状況の影響も受けるため見極めが難しかったです。

構築環境

WinActor (RPA)
Microsoft Excel (データ整形マクロ)
Google Chrome

担当者の振り返り

SaaSではWeb画面デザインが変わることが多々あるため、そうした際に、開発したRPAが使えなくなる問題が生じます。今回のデータ移行のように一時期に使用するのではなく定常業務で継続利用するRPA開発では、こうした変更に対応するための「メンテナンスの容易さ」も課題として出てくるものと思います。

その他の実績

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