PJの主旨・目的
本プロジェクトは、某国立系大学の学内NWとサーバシステムのハードウェア更改による改修作業で、大学関連施設、付属小中学校、付属大学病院など9拠点をWAN接続。ルーティング設計の見直しWAN構成、見直し冗長化設計、SSL-VPN設計などを実施する。
基本的には専用線による接続でL2構成が主体となっておりL3化を行うことを検討していた。
規模
15人/月
プロジェクトのポイント
当初は3か月間との話で途中から本PJに参画したが規模が大規模なので9か月に延長対応を行った。背伸びして格好よく言えば、桜が咲き乱れる季節にPJに参画し、PJを完了し大学を去るころには落ち葉が散っていた。
参画当初はIP一覧や通信要件表がない状態で野良サーバもちらほらある状態。当初は資料系が乏しかったため、構成図関連資料の作成から着手した。
大規模なシステム更改だったこともあり、その後は様々な課題が出てくることになるが、当社の専門チームの高い技術力と経験を武器に、次々と難問をクリアし、プロジェクトゴールを迎えることとなった。
構築環境
フロアスイッチ | Alaxla AX2400S |
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ディストリビューションスイッチ | Alaxla AX3630S |
コアスイッチ | Alaxla AX6700S |
データセンタスイッチ | Alaxla AX3830S |
学内ファイアウォール | Fortigate 600D |
学外ファイアウォール | Fortigate 3200D |
集中セキュリティ管理 | FortiManager 300F |
担当者の振り返り
俗に言う炎上案件といわれるものを担当したのだが、見事に消火したと思う。その後、私のところには、火消し要請が増えた気がする(笑)。炎上案件ではメンバーが常に冷静に思考できるとは限らない。メンバーの状態を正確に理解するためにも、常日頃の人間関係の構築も重要になってくると痛感した案件でした。